旧朝香宮邸
週末に「東京都庭園美術館」へ行ってきました。

東京都庭園美術館は、東京都港区白金台にある都立美術館です。
旧朝香宮邸(きゅうあさかのみやてい)とも呼ばれています。
東京のど真ん中に、こんな美術館があったとは。知らなかった。
朝香宮夫妻の邸宅として、当時最新の建築様式によって
1933(昭和8)年に建造されたもので、
内部のデザインは、壁飾りから家具、照明器具にいたるまで、
アール・デコとよばれる装飾様式で統一されています。
朝香宮邸は、近代西洋に憧れる日本人の思いを実現した建築。
“幻の建築”、”アール・デコの美術品”と称されてきた朝香宮邸は、
後世に伝えるべき名建築として、2015(平成27)年に国の重要文化財に指定されています。
武蔵野の面影を残す国立自然教育園に隣接した同館の敷地および建物は、香淳皇后の叔父にあたる朝香宮鳩彦王がパリ遊学後2年をかけて建設し、1947年の皇籍離脱まで暮らした邸宅だった。この土地は白金御料地と呼ばれ、近世には高松藩松平家の下屋敷があった。明治期には陸軍の火薬庫が一時置かれ、後に皇室財産となっている。宮邸は朝香宮一家が退去した後、吉田茂によって外務大臣公邸(ただし、外相は総理の吉田が兼務していたので実質的には総理大臣仮公邸)として、1947年から1950年にかけて使用された。1950年には西武鉄道に700万円で払い下げられ、1955年4月に白金プリンス迎賓館として開業し、国賓・公賓来日の際の迎賓館として1974年まで使用された。1971年にホテル建設計画が発表されたが反対運動が起こり、1974年5月からプリンスホテルの本社として使用された後、1981年12月に139億円で東京都に売却され、1983年(昭和58年)に都立美術館の一つとして一般公開される。2011年より改修工事のため長期休館を経てリニューアルし、2014年11月22日より一部再開。2018年3月21日、西洋庭園やレストランも含めて全面開館した。
Wikipediaより

入り口にいた狛犬が、フレンチブルドッグに似ていて可愛かった♡
中はガッツリ西洋のインテリア。
“アール・デコ”ってやつです。


この部屋みた時、もう進撃の巨人のこのシーンが出てきちゃいまいした。笑
旧朝香宮邸には、庭園が3つあります。
芝庭、日本庭園と西洋庭園。
どのお庭も広大で緑豊かなので、都心の真ん中にあるとは思えません。
庭園入場のみなら、200円で入場できるので、
ファミリーでピクニックしている人たちもいました。
人も少ないし、落ち着いてゆっくり昼寝とかにはちょうど良さそう。笑
そして、日本庭園には茶室もありました。
日本庭園内の茶室「光華こうか」は、
武者小路千家の茶人である中川砂村が設計したものです。
「光華」という名称は、朝香宮鳩彦殿下自らの命名で、
扁額へんがくも殿下直筆のものと言われています。
茶席は小間こま、広間ひろま、立礼席りゅうれいせきの三席からなります。
屋根は本体が桟瓦葺さんがわらぶき、
庇ひさしが柿こけら板を銅板で包んだ柿葺こけらぶきとなっています。
立礼席は明治の初期に裏千家が外国人のために考案した椅子式点前の茶席で、
戦後各流派家元の茶席に普及しましたが、戦前の茶室では珍しいと言えます。
天井が高く、全体に明るく開放的な造りとなっているのが特徴で、
アール・デコ様式の本館と合わせるかのように、
施主である殿下の好みが反映されているようです。




いつか自分の家に日本庭園と茶室、作りたいんですけど!笑
ずるい!笑
とういうかそろそろ、茶道のお稽古再開しよう。。。。

展覧会名
建築をみる2020 東京モダン生活 東京都コレクションにみる1930年代
会期
2020年4月18日(土)– 6月23日(火)
6月1日(月)– 9月27日(日)
会場
東京都庭園美術館(本館+新館)
東京都港区白金台5-21-9
ハローダイヤル 050-5541-8600
休館日
第2・第4水曜日(6/10、6/24、7/8、7/22、8/12、8/26、9/9、9/23)
開館時間
10:00–18:00
*入館は閉館の30分前まで