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阿波しじら織

夏にサラッと適当に着られる着物が欲しくて
物色していたら「阿波しじら織」というのを見つけました。

Instagramの投稿のコメントには
「梅雨の時期には、しじら織!」と書いてあり、
え?なに?しじら織なに?
雨の日に平気で着られる着物あるの?と検索!

「阿波しじら織」は、18世紀の末に阿波地方で
盛んに織られていた「たたえ織」という木綿縞に、
明治時代の初めに、阿波国名東郡安宅村(現徳島市安宅)の
海部ハナが改良がそれを改良して創案したと言われているそうです。

改良のきっかけについては諸説ありますが、
干していた着物がにわか雨に濡れてそのまま日光で乾かしたところ、
縮んだことにヒントを得て創られたと言われる説が定説となっています。
その特徴は、シボという独特の凹凸で、
縦糸と横糸の本数と組み合わせによる張力差により生み出されています。
張力差を計算して柄や模様を整えることから、卓越した技術と経験を要しますが、
シボがあることで肌触りがよく、軽くて着やすくなり
汗をかいても肌に張りつかないため、
特に夏のクールビズ衣料として重宝されているそうです。


昭和53年7月に天然の阿波藍料を使用した阿波しじら織が
「阿波正藍(しょうあい)しじら織」として、
経済産業大臣指定伝統的工芸品に指定され、
平成22年にはとくしま市民遺産にも選定されています。

織工房 藍布屋 より

独特のシボ

工夫して折られた布を75℃の熱湯をくぐらせ、
乾燥することによって、鮮やかなシボが浮き上がる。
シボの凹凸のおかげでさらりと肌触りがよく、軽くて涼しいのが特長。

綿素材であるため吸湿性にも富み、適暑衣料として最適のようです。

調べてみたら、風呂敷、甚平、シャツ、ネクタイなど
たくさんのしじら織アイテムがありました。
最近ではマスクも。

確かに。甚平とかであの独特のシボ、よく見かけた気がします。
(個人的には男性は甚兵衛より、浴衣派)

阿波の旧藩主蜂須賀公の時代には、
一般庶民階級の者が絹布を用いることを堅く禁じていました。
そこで庶民たちは、木綿織物で外見の美に様々な工夫をこらしたといいます。

この「綿」ですが、もともと日本にあった植物ではありません。 
14世紀頃に中国から朝鮮に木綿の種子が伝来し、
その後海をわたって日本にやってきました。 

15世紀から16世紀にかけて日本でも栽培がはじまり、
17世紀になってやっと庶民の間に普及しだしました。
その背景には、農業や農作物を奨励する政策によって
商品作物としての綿が栽培されたことなどがあります。

このときまで、庶民は日本に古くから自生していた麻科の植物や
草木を原料とした繊維で糸をより、織物を生産していたようです。



ちょっと、フィルターでわかりづらいかもしれないですが、涼しそう!


浴衣としても着ることができ、
下に襦袢を着たら夏着物としても着られます。

濃い色なので、帯とか小物次第で秋も大丈夫そうです。
(私暗い色の着物ばっかり…笑)



実はこちらの夏草履も買ってしまったのですが、
今年履けるかな、、?笑

まぁ、別に来年も、再来年も夏はある。笑