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狐の嫁入り

今週は先週と比べて本当に天気が悪いですね、泣。
初日は、この前植えた苗に恵の雨やぁ〜!とか思ってましたが
それがたったの2、3日続いただけで気分が沈み始めました。(早w)

天気と人間の性格はどうやら影響があるらしく、
そんな論文も発表されていましたね。
※17年11月に学術誌『Nature Human Behaviour』で発表された報告書

論文を発表したのは、中国やオーストラリア、英国、米国を拠点とする心理学者の方々。
快適な気温(22度前後)で育った人々が、極端な気温のなかで育った人々に比べて、社交性や安定性(協調性や統制性、情緒的安定性)、自己成長や可塑性(外向性や開放性)に関する性格因子で高いスコアを記録することを発見したそうです。

論文の仮説は、気温が快適だと人は外出しやすくなり、他者と会ったり幅広い活動を行ったりすることになるが、寒い、あるいはとても暑い環境では、われわれは家にこもりがちになり、社会的なやりとりや活動が限定されてくるから。とのこと。
ちょっと単純すぎる気もするけど、
「直感的な発見のようなものなのです」と
学者の一人も認めています。

これは天気の話だけど、結局今はウィルスのせいで
今みんな引きこもりにならざるを得ない状況になって、
「コロナ鬱」なんて言葉もあるくらいだから
結局家にこもってるのは精神衛生上よくないよね。

でもでも、引きこもり中に天気が良いのと、悪いのだったら、
カラッとした雲ひとつない晴れの方が気分が上がることは間違いない♡
来週は晴れみたいですが、言うてもそろそろ梅雨の季節ですね。。。笑

歌川広重「東都名所 日本橋之白雨」

霧雨やにわか雨…いろんな雨がありますが、
江戸時代の頃もすでに色々な呼び名があったようです。
例えば、狐の嫁入りは天気雨のこと。
日が照っているのに雨が降ると、狐に化かされているように感じたのですね。
帰ろうとする人を引き留めるかのように突然降りだす雨はやらずの雨、
月夜に降る雨は月時雨(つきしぐれ)、
11~12月の山茶花が咲くころにしとしとと降り続く雨は山茶花(さざんか)時雨など、
このほかにもたくさん。
どの呼び名も趣があって、素敵な名前です。

江戸時代の中頃には、柄がついてつぼめられる
「さし傘」や「唐傘」を使うようになりました。
それまでは何を使っていたのかというと、笠をかぶったり蓑か合羽でした。
でも、笠をかぶると髪型が崩れてしまうので女性には敬遠されていたそう。

唐傘可愛い♡
唐傘は、竹や木で骨組みを作ってから和紙を張って、
さらにエゴマ油で防水を施したものです。
蛇の目傘や女性用の華奢な紅葉傘、黒い縁取りの丈夫な奴傘など。
当時の傘はとっても高価で安くても5000円くらいしたそうです。
庶民にとっては高い買い物。傘の張り替えをしてもらい、大事に使い続けたようです。

どこかに置き忘れてくるなんてあり得ないんだろうね。
私もビニール傘だと忘れがちだけど、可愛い傘だと忘れない。

葛飾北斎「新柳島の白雨」

最近は日傘としても使える両用が流行っていますね。
私もひとつ持っていますが、美白命!って訳でもないし、
なんならビーチやプールでは進んで焼いてしまうので
日傘として使ったこと無いです。
夏になると可愛い女子達はみんな日傘さしてますもんね。

5月でこんなになる人どうですかね。
時計焼けってやっぱりダサい、の、?