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沢庵和尚の墓

Twitterでみかけて興味本位でやってみた“16personalities”
意外にもみんなやっていてびっくり!会社でやらされたとか。
こういう診断系って本当いろいろあるよね〜
ギャグっぽいのから本格的なものまで。

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ちなみに私は分析家の“指揮官”ENTJ-Tでした。

直感的で、理論型?
ちょっとややこしい。笑

そしてどうやら嫌われているっぽい笑

この“指揮官”は人口で言うと2%らしいんだけど
私の周りのお友達に、私含め4人いた。
密集地帯かな?www(信頼度低w)

探検家系の人とお友達になりたい。笑
やってない人是非♡

前置き長引いたけど今日は、
“葬式をするな、墓をつくるな、香典はもらうな、死骸は焼かずに山に埋めて二度と詣るな、法事をするな。”などの、壮絶ともいえる遺言を残している沢庵和尚の墓がめちゃくちゃかっこいい話です。

沢庵和尚といえば有名な沢庵漬けのはなし。

徳川3代将軍家光が、沢庵に「近頃、何を食べても美味しいと感じぬ。何か美味しいものがあれば食べさせてはくれぬか?」と。すると沢庵は「そんなことでしたらおやすいご用です。明日の午前、拙僧の寺においでくだされ」続けて「食事の席では私が主人であり、将軍様は客でございますから、わがままは言われませんように。それと、いかなることがあっても途中で席を立つことはなりません。それだけはご承知ください」。

家光は美味しいものが食べられるのであればと、
沢庵の申し出を許諾しました。


翌日沢庵は家光を茶室に通すと、準備をするからしばらくお待ちくだされと言って部屋を出ました。家光はどんな食事が出てくるのか、どれほど美味しい食事なのか、想像しながら待ちました。

ところが、いくら待てども食事が出てこない。
一時間経ち、二時間経ち、昼が過ぎても沢庵は姿を現さない。
家光の腹は減りに減り、もうこうなったら沢庵を呼びに行くしかないと思ったけど、「いかなることがあっても途中で席を立つことはなりません」という昨日の申し出で、中座することは固く禁じられていたため、待つしかありません。



…かつてない空腹。
陽が傾きかけた頃、ようやく沢庵はお膳を持って家光の前に現れました。
なんとお膳にはご飯が盛られた椀と、大根の漬け物が二切れ皿にのせてあるのみ。
「これこそが拙僧の作った美味なる食事でございます。ご賞味くだされ」
沢庵はそう言ってお膳を差し出しました。

美味しい食事を食べることができると聞かされていたにもかかわらず、長時間待った末に運ばれてきたのは、ご飯と漬け物だけという粗食。家光には怒りの気も湧いたであろうが、それよりも空腹が勝っていたようで、椀を手に取るとご飯を口にかき込む。

そして一言。「何とも美味じゃ」

空腹が満たされ、家光が箸を置くと沢庵は、
「将軍様は日に三度の食事を、何不足なくお召し上がりになっていることでしょう。普段、食べるものがなくて空腹を感じることなどありますまい。腹が減れば、それだけで食するものは皆美味となります。このお膳とて、特別なものは何もありません。美味しい食事をお召し上がりになりたいとお考えでしたら、美食を探すのではなく、腹を空かせればよいのです」と。

現代もまさにそうですね。
星付きレストランをまわって、色々なジャンルの食事を食べても、
断食後のお粥・重湯の体に染みていく感覚と言ったら、、。
ただの塩とか梅干ししか味付けがなくてもめちゃくちゃ美味しい。
そして毎回感謝の気持ちが出てくる。。。笑

この逸話のお陰でご飯に添えられた漬け物が、
後に沢庵漬けと呼ばれるようになりました。

少し前に品川区にある沢庵和尚のお墓を見に行ったんですが、
そのお墓が、あぁ〜禅僧っぽい〜。
っていうお墓だったんです。

場所は国指定史跡にもなっている北品川の東海寺大山墓地。
沢庵和尚の墓所にはカギのかかった扉があって中に入れないので直接お参りすることは出来ないけれど、周囲は簡素な竹の塀で仕切られているだけなので、中はまる見えです。墓は自然石をそのまま配したシンプルな作りで、墓は樹木が多く、庭園墓といった雰囲気で苔が生えている。それはそれでめちゃめちゃ厳かでもある。

なんか生き様がそのまま写されているようなお墓でした。
立派で煌びやかな墓よりも、質素でありながら特異な雰囲気。
落ち着いたら、是非立ち寄って欲しいところです。

しながわ観光協会より