柔らかい線への挑戦

昨日に続き、今日は最近の勉強法を紹介します♡
「青山杉雨書唐詩五十選」(写真)をゲットしたので、青山先生の柔らかい線質を目指すべく臨書しています。
昨日書いた「楷書千字文」でも
細い線が弱くなる問題に直面しています。泣
楷書千字文 | MAY YOU
とうとうInstagramにポストしてしまいました「千字文」。毎日5時間はさすがに書けなかったけど、週4位で3時間は書きました! 呉昌碩篆刻筆。 開くと2本筆が入っています。 この呉昌碩篆刻筆の、太い方で書くのがお勧めらしい。 …これは!…め、めっちゃ書きやすい!! 筆を変えて、見違えるほどなんか良い感じに書けていたのに、書けば書くほどどんどん下手になっていく時期に突入です。 …
あちがちぃな、柔らかい線も弱くなってしまうので、
青山先生の線質も勉強した方がいいよ。(by上籠鈍牛先生)
と、こちらも並行で練習。
“柔らかい線を弱く書かないように”の前に、そもそも草書が苦手。
旧漢字とかもね。笑

ねぇ、ちょっと書いてみてよ。ってお願いしたら書いてくれた!
途中から「俺風で書くしかないな。」って…
青山先生風っていうか、鈍牛の突風。
もちろんかっこいいんですけどね。うふふ。
3文字目「帰」の旧漢字「歸」。
私いきなり書くの無理ゲーだから、1回紙に鉛筆で書く。

すんなりかける書家さんリスペクトだァ。
(ちゃんと覚えないのが悪い)

紙のサイズは半紙じゃなくて、半切1/3のサイズです。(35×45cm)
ここに綺麗に6〜7列縦書きが地味〜に難しい。笑
あと字間とか、全体の余白感ね。
紙の右側に全体が寄りすぎたとか、上に寄りすぎたとかだと紙切っちゃえばいいけど、紙切るの私あまり好きじゃないから半切1/3のサイズにちゃんと収まり切るまで書き直します。泣
せっかくなので、少し紹介を。
(1)王績(おうせき)・「野望」
東皐薄暮望。
徙倚欲何依。
樹樹皆秋色。
山山惟落暉。
牧人驅犢返。
獵馬帶禽歸。
相顧無相識。
長歌懷采薇。
(2)陳子昂(ちんすごう)・「晩次楽郷県」
沖縄なのお菓子みたいな名前。
故郷杳無際。
日暮且孤征。
川原迷舊國。
道路入邊城。
野戍荒烟斷。
深山古木平。
如何此時恨。
噭噭夜猿鳴。
(3)陳子昂(ちんすごう)・「春夜別友人」
ちんすこう食べたい。お気に入りはやっぱり雪塩ちんすこうかな。
銀燭吐青烟。
金尊對綺筵。
離堂思琴瑟。
別路繞山川。
明月隱高樹。
長河沒曉天。
悠悠洛陽去。
此會在何年。
50まであるから、ひたすら書こう。
まだまだ全然要領掴めなくて、悲しいけど。泣
