補正
月曜日!おはようございます。
先週も引き続きおうち時間でした。
・楷書上達を目指して千字文をひたすら書く。
・青山杉雨先生の字を臨書して、弱い線を柔らかい線にする。
・おうち時間が増えたので、アタシの作品、特別割引を実施。
・IKEAで買った特大の棚と、特大の鏡が届いたので大掃除をした。
・ジーマーミ豆腐をもう一度作ったけど、美味しくなかった。
・バスクチーズケーキを作ったけど、あまり美味しくなかった。
・KETOバナナケーキは美味しくできた。
以上です。
今日は先週の話ですけど、
“着付けの教室がお休みになったので、家で自分で着付けてみた。”
↓以前、着付けの話で3回習った話をしました。
人生で3回着付けを習いました。 | MAY YOU
なんだかんだ私のお稽古ごとは銀座が多くて、今のところ週に最低2回は銀座に行っています。銀座は外国人旅行者も多いし、着物姿の方もよく見かける街ですね。 …
先週、本当は着付け教室最後のテストがあったんですけど、
休校になってしまいました。
まぁそうですよね、仕方ない。
緊急事態宣言でてますからね。
週に1回は着付けのお教室があったので必ず着ていましたが、しばらく休校。
お茶のお稽古も入会したのは良いが、全然スタートできずにお稽古延期。
着物を着る予定だった「式」という集まり諸々が中止。
自粛要請でレストランにも行けず、着物を着て遊びに行けない。
…これは!忘れてしまう条件揃いすぎ!!
ということで、お家で自分で着付けテストをやってみました。
修了式で着る予定だった訪問着。
白い銀彩入りの、雲霞・遠山に古典柄訪問着。
すごいお気に入りなんですコレぇ。
なんかめでたい感じと、上品な感じと、古典柄なのにモダンな感じがする。
そして最近私は「補正」にハマっています。
着物上級者が「補正!補正!」、「結局のところ補正が大事なのよ。」って
よく言っていたけど、補正の重要性が良くわかっていませんでした。
お尻と腰の間に窪みができるのは、腰の補正の問題。
襟がパカパカして緩んだくるのは、胸の補正の問題。
着物が息苦しくてしんどくなってくるのは、鳩尾の補正の問題。
丁寧に補正を入れたら変なシワも、着崩れも、苦しさもなくなりました。
どうやら昔は、帯芯、帯板、帯枕などはあまり使わなかったようですし、昔の着付けは着物が普段着という事もあり、今のような体形の補正をしないことが多かったようです。色々な着付け師さんのブログや、着物愛好家の方のブログを読み漁ってみると、両極端に別れますね。
補正反対派と、補正推奨派。
私は本人が着物を着るのにしんどくなければ、
正直どちらでも良いと思いますけどね。

首元の襟が緩いですね。

着崩れててもそれが当たり前の時代。
ただの 「日常着」 だった頃の着物。
今は日常で着る機会が減って、着物といえば「晴れ着」。
私もお友達と“ちょっとそこまでランチ”に行くときに、カジュアル着代表の小紋を着て行った事ありますが、だいたいのお友達は「めっちゃ気合入ってるねー!」って感じですよ。着物=お洒落着!気合!って感じなんだと思います。洋服が大半の中に和服がいたら、それはそれは、小紋のカジュアル着でも圧倒的違和感ですよね。全くわからな人からしてみれば、小紋も訪問着も全部一緒ですよ。(さすがに振袖はわかると思いますけど。)
なので私は、ホテルやTHE!高級店って感じの食事、「式」がつく所、華やかイベントにしか着ていきません。なのでどちらかと言うと着方としたはカジュアルよりフォーマル寄りが多い気がします。
小さい柄の小紋に洒落袋帯。
付下げに洒落袋帯。
訪問着に袋帯。
って感じが多いですね。
持ってる帯は名古屋帯より袋帯の方が多いです。
控えめ小紋に洒落袋帯とかで、イメージは綺麗めなワンピースにヒールって感じ。
付下げに洒落袋帯で、軽いパーティー系ワンピース。
訪問着に袋帯は、カクテルドレスでちゃんとした「式」用。
わりとシャキッ!キリッ!とした場面が多いので、
補正を入れてしっかりピシッと着たいって願望があります。
普段から着物着たいよォ!って方が、小紋+半幅帯みたいなのに補正バシバシ入れる必要は、私は無い気がします。これも自由だと思いますけどね。だってお洋服でもゆるピタみたいの流行ってるし。ピタッとしたボディコンワンピにスニーカー合わせるし、スウェットパンツにピンヒール合わせるし。どんなコーディネートにするかはその人次第で、お任せするべきです。(普段着なら)
たまにいる女子で「〜式」なのにバーキン持ってきていたり、
高級レストランでのお祝い会に「ブランドのスニーカー」。
何十万もしたからって大島紬で結婚式は出れませんからね。
「式」だったらば、ちゃんとしようね。っと。