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釣りは「武士道」

ちゃんと順番通りです!
今日はフィッシングサップボードについて。
何それ?って感じだと思うんですけど、
簡単に言うとサップボードの上に乗って魚釣りをする事です。(そのままw)

⬆︎これです。めっちゃ可愛くないですか?♡
前から欲しかったけどお値段が可愛くなかったので、ずーっと我慢していたのですが種子島にいく予定が出来たので、ついにGET。

BOTE HPより

超かっこいい♡

とはいえ、このBOTEっていうメーカーかなりセレブ向け。
https://www.boteboard.com/
ドックとか見てよ。スタイリッシュ過ぎる。
お値段もセレブ向け。


なので私はこちら↓笑

AKUALA(アクアラ)
これも充分高いよね。でもかっこいいし可愛いし、12’6″フィート!210kgまで耐えられます!(ここ超大事!)釣り道具とか、釣った魚乗せたりしたら安定感なくなって、ひっくり返ったりした日には号泣確定です。

Instagramでサップフィッシングについて色々と調べていたら、サップの上に魚探とか載せて魚釣りしている人がいてまじで達人感強かった。強い…!ずるい…!というか、私が1番最後に釣りに行ったのっていつだっけ?と思い返してiPhoneのアルバムをスクロールして遡ってみると…2019年9月!太刀魚釣りに行っていました。なんだかんだ太刀魚毎年釣ってるなぁ。そして最近全然行ってないんだな。

綺麗だし、割とでかい♡

釣りって釣れる時は楽しいんだけど(あたりまえ)、釣れない時は本当修行だよな、と。天気が良ければクルージング気分なんだけど、いきなり悪天候になってきたりして雨とか降り出したらまさに苦行。夏でもいきなり寒くなったり、潮風だけでも鳥肌。そして冬は普通に寒い。寒くて雨に打たれながら釣れないとかまさに地獄。でも、それがドンピシャで重なる事が結構ある。

朝から雑魚しか釣れていないモチベーションの中で、秒速五センチメートル(どこかで聞いた様なフレーズ)で底から10mを永遠と行ったり来たり…。揺れるわ寒いわ悲しいわ。周りの釣人達もみんな無言でやっている様は修行僧のようです。

私は一体ここで何をやっているんだろうってわからなくなる瞬間が何度もありながら、耐え抜いて耐え抜きながら、結局釣れなかったんだけど、一緒に行っていたお友達が最後の最後になんか釣っているのを見て「ずるい!次いつ行く?!」って今までの辛さが全部吹っ飛んで次回に期待しちゃう中毒性が怖い。笑

上のサップボードの写真を見て釣れないイメージが一切沸かないし、イメージできるのはサップの上で釣竿がググってなる瞬間のイメージしかない。怖

私いつも思うんだけど、釣りってギャンブルに似ている気がする。笑
例えばパチンコね。
島の中で誰が先にキュインキュイン鳴らすのか。
鳴らしてしまえば島の中で英雄になれる感じとか
何回転で何の演出で当たったのか気になって見にくるのが、
何が釣れたか気になって見にくる感じとかも同じ。
あの手元がブブブってなる演出とかもねw

※パチンコしない人わかりにくくてゴメンナサイw

まあでも釣りって、最初は食料確保のためにやっていたけど(縄文時代とか)、戦国時代までは貴族が趣味で釣りをやっていた位だから本当ギャンブルに近い娯楽だったんだと思う(えw)。でも、一瞬の喜びの為にとてつもない苦行があったりするから、武士も結構やっていたらしく「釣りは武士道」とか言われていたらしい。
確かに〜。あの苦行の場面にフォーカスするとめっちゃわかるわ。

とは言え、釣りで剣術・槍術や弓術・馬術などの武道が上達する訳もないし、釣りをする事で精神修練や足腰の鍛錬になると称して武道と結び付け釣りをする口実にしていたらしいから、やっぱりただ釣りがやりたかったんだな。

藩主や重役が釣りを奨励したと言われているけど、実際に奨励した事実はなく、藩主や重役が武士の本分である武道を疎かにして娯楽の釣りを武道の代わりに奨励したとは考えにくい。娯楽の少なかった家臣・藩士が釣りを公然と行うための口実を容認していたって感じなんだろうね。

釣果を「今日の勝負はいかがでござったか」とか言って
剣術の稽古試合と結びつけた言い方で競っていたらしいから
想像すると笑っちゃう。

釣りの達人を称し「名手・雄手」とか武道表現過ぎだし、秋田の久保田藩では釣果を「手柄を上げたか」とか表現している。私も今度武士ごっこやろう。笑

早く色々落ち着いて、釣りに早く行きたいなぁ。