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守・破・離

工房スコープココさんのお話を聞かせていただきました。
今までの工房さんとは異なり、名前も横文字の工房さん。アメリカのメトロポリタン美術館やVOGUEにも取り上げられた事もある伝統と現代的な感性を組み合わせた工房さんです。ホームページもイケています。

工房スコープココ代表の加納 寛二さんは西陣で130年の歴史がある織屋、加納幸の次男として生まれ、染屋での修行を経て加納幸で織の勉強に励みました。モノ創りのコンセプトは、茶道の精神の中にある「守・破・離」。「守」は伝統、「破」は革新的、「離」は独創性やオリジナリティの意味で、柄はあくまでも古典ベースとしながらも、生地や柄の取り入れ方、色彩などで他の異なりを表現しています。


なんだか深く共感していしまう工房さんです。
何事にも「守・破・離」の精神はありますが、例えばInstagramに溢れているアバンギャルドな書家さんだと前衛芸術ばかりやっていて、ここで言う「守」の伝統的部分を一切無視した方もいらっしゃいます。何千年も前から先人達が培ってきた素晴らしい技術を無視することは私には出来ませんし、芸術そしてデザインは学問芸術だと思っていているので、知識や技術の賜物から生まれるものが「破」、「離」であり、自分自身もそうでありたいと思っています。

今まで見たことないようなデザイン

大きな丸帯も見せていただきました。
昔は一家に一つ丸帯があったようです。
今はほとんど生産されていなくて、この帯も値段が付いていません。

生地がとっても薄くて軽い!

6・9月は単衣、7・8月は夏物、5〜10月は袷。
着物のカレンダー通りだとこう言われていますが、近年はものすごい猛暑だったり、ゴールデンウィーク前の4月からすでに夏のような日差しに気温。そんな中で袷なんて着ていられません!と言うことで、最近は6・9月以外でも単衣着物を着用する機会が増えました。

そこでスコープココさんは、長い時期着用できるような着物をと言う事で透け感のある着物を専門に作られています。下の長襦袢の色で表情が全く違うので、夏だったら白い長襦袢で涼しさを。前後の時期だったら、赤や黄色、紺などで落ちついた感じに着ることが出来るそうです。

着物だけ軽くでも帯だけ重かったらバランスが悪い。
そんな透け感のある着物に合わせる帯は、このかる〜い帯。
本当に軽いし、締めやすいそうです。

!!!!!
職人の技すぎる。

そして驚いたのがこちらBIJOU(ビジュー)!

bijou-ビジュー(フランス語で、宝石・装飾具)
日本の伝統美、和装、
西洋の伝統である宝飾、装飾具、
この二つの融合で生まれたのがbijouビジュー。
卓越した技術を持った刺繍職人の手作業により仕上げた逸品です。
また帯地はクリスタルのビーズやスタッズを施しても
重さを感じないように特殊な技術により軽く織りました。
Bijouとはフランス語で、宝石・装飾具にあたります。

スコープココHPより

確かに重くなかった。。。!

HPを見ていたら「唯一無二」っていうトコロを見つけてしまった。
めちゃくちゃかっこいい。こんな家に住みたい。
京都に行った時には絶対行きたい場所に認定されました。笑

SCOPE COCO(スコープココ)
https://www.scopecoco.jp/

唯一無二
http://www.yuiitsumuni-kyoto.com/