王維「班婕妤」
1週間ぶりの投稿になってしまいました。。。涙
ブログはもう全て読んでいただけましたか♡?
今週は(も)なんだか慌ただしく、一瞬で終了でした!
そんな慌ただしい時間の中で、
実は久しぶりに茶室でお茶をいただきました。
時間がゆっくり、、
というより止まっているような空間で何とも言えない♡
そんな感動をしているあいまに
あ、そう言えば茶室なんて久しぶりどころの騒ぎじゃない!
って気付いた瞬間から緊張、緊張、緊張。。
戸を開ける手は、右手から?あれ?左手から?両手がソワソワしながら始まり、終始ソワソワ。緊張で喉がカラカラになって、出していただいたお菓子が喉を通りません。お茶を出してもらう前にお菓子が出るんだけど、そのお菓子を食べきらないとお茶が出てこないので、なんか待たせちゃいけないと思って焦る焦る…!
焦れば焦るほど喉にフタ。笑
最中のお菓子じゃなくて本当によかったと思いながらも、しっかり食べ終わるのを待ってもらって申し訳ない気持ちでいっぱいでした。花に軸、お菓子に器、全然楽しむこともできなくテンパリながら終了。仕方がないので今月末から茶道のお稽古に通うことにしました。笑
前置きが長くなりましたが今日は王維「班婕妤」についてです。
「班婕妤(はんしょうよ)」と読みます。
『唐詩選』岩波文庫版の解説によると、「班婕妤」とは漢の成帝の寵愛を受けた女性の名で、才色兼備の賢女として名高く、「婕妤」とは宮中の女官に与えられる称号の1つです。
のちに趙飛燕という美女が入内し、妹とともに天子の愛を独占し始めたので、班婕妤は長信宮に住む皇太后に奉仕したいと願い出で、みずから天子のそばを離れたのだそうです。ぴえん。
天子に捨てられた身の嘆きは忘れがたく、自身を秋の扇にたとえた詩を作ったが、それは漢詩の名作の一つとして伝えられていると同解説にあります。それ以来、班婕妤の嘆きは詩人のよい題材となり同情する多くの詩が作られて、「婕妤怨」という楽府題もできたということです。
そして今回の作品も、その班婕妤の嘆きをうたったもので、3首の連作のうちの第3首になります。
怪來妝閣閉
朝下不相迎
總向春園裏
花間笑語聲
怪しむらくは妝閣の閉ずるを
朝より下りて相迎えず
総て向かう春園の裏
花間に笑語の声
班婕妤の居室はとびらをとざしたまま。
天子が朝廷からさがって来てもお迎えに出ないのを不審に思っていたら
春の庭の中で、咲きほこる花のかげから
楽しげに語りあう声が聞こえてきた。
自ら身をひいた班婕妤はもはや天子を迎えようともせずに、淡々とした彼女の心境を示すように見えながら、実はその心のむなしさを含めたもの。なんたる強がりなんでしょう。多いですよね、この強がり系女子。私の周りにも強がり系女子結構います。あ、本当に強い子もいるけどw
なんか私の周り、
宇多田ヒカルの「俺の彼女」の女側が多いんですよ。
聞いたことない人は聞いてみて。
男女の葛藤を書いているんだけど、
本当によくできてるなぁと。
あれは架空の人物の話なんだ!
って騒いでいたブログをチロっとみたことがあるだけに、
共感できないサイドの意見も聞きたい。
色々含めて宇多田ヒカルは天才だなァ。と。
謎に宇多田ヒカルが天才のハナシで今日は終了です♡